lucidORCA
ORCA4.7からフォント管理が変更になります。(2012/06/26)
サーバー版でのインストール†
http://yukeikai.net/orca/index.php?%C6%FC%B5%AD%2F2010-09-01
サーバー版でインストールする前に、Desktop版でxserverが起動するかどうか確認しておいた方がよい。
dell inspiron 700mの情報はこちら
Desktop版(Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD)でインストール†
こちらhttp://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix-cdより
Ubuntu 10.04 LTSをDLしてCDに焼きインストールディスクを作成。
ubuntuインストールディスクで起動。
ユーザーをormasterとしてインストール。
インストール完了、再起動。
システム 設定 外観の設定 視覚効果 効果なしに変更
システム 設定 スクリーンセーバー アイドル状態になるまでの時間 を最大にする。
アップデートマネージャーでアップデート。
初回起動時はNumLockがoffになっている。キーボードのNumLockを押しておくと次回起動時はNumLockはonとなる。
reboot
後、端末を開き、
$ sudo -i
とするとrootで作業できるようになる。
ORCAのインストール
$ sudo -i # wget ftp.orca.med.or.jp/pub/debian/archive.key # apt-key add archive.key # wget -q -O /etc/apt/sources.list.d/jma-receipt-lucid47.list http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu/jma-receipt-lucid47.list # apt-get update # apt-get dist-upgrade # apt-get install jma-receipt panda-client2 # gluseradd -file /etc/jma-receipt/passwd -p ormaster ormaster
reboot
地域公費のインストールは、
# sh orca_print_install.sh
ではなく、
# bash orca_print_install.sh
とする。
$ sudo dpkg-reconfigure dash
として いいえ を選択すると shでもOK。
かな漢字変換†
lucidではiBUSが採用になった。
半角全角キーでかな漢字変換をONにして、右下の四角で囲んだiマークをクリックするとiBUS-Anthyの設定ができる。
ORCA用のキー割り当てがデフォルトに設定されている。
変更したければキー割り当てタブのショートカットタイプをATOKなどに変更する。
カタカナひらがなキーでかな漢字変換をONにするには、システム 設定 iBUSの設定を開いて 切り替えの右ボタンを押し、キーコードの右ボタンを押すとダイアログが開くので、ここでカタカナひらがなキーを押す。適用 OK 終了で設定終了。
ORCA用の医学辞書もインストールされる。
データのバックアップとリストア†
バックアップ
# /etc/init.d/jma-receipt stop # cd /home/orca # sudo -u orca pg_dump -O orca > /tmp/orca.dump # /etc/init.d/jma-receipt start
リストア(変更になっています)
# /etc/init.d/jma-receipt stop # cd /home/orca # sudo -u orca dropdb orca # sudo -u orca createdb -lC -Ttemplate0 -EEUC_JP orca # sudo -u orca psql -e orca < /tmp/orca.dump # /usr/lib/jma-receipt/bin/jma-receipt-db-setup.sh # /etc/init.d/jma-receipt start
VACUUMとREINDEX†
# /etc/init.d/jma-receipt stop # sudo -u postgres vacuumdb -a -z
# /etc/init.d/jma-receipt stop # sudo -u orca reindexdb orca
データベーススキーマチェック†
http://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/schema-check-tool.rhtml
Adobe Readerのインストール†
$ sudo apt-get install adobereader-jpn
AdoneReader9がインストールされるが、windows版にはある
/opt/Adobe/Reader9/Resource/CIDFont/KozGoPr6N-Medium.otf
がない。windowsよりコピーする。
Adobe Flash Playerのインストール†
Firefoxを起動
http://yukeikai.net/orca/ にアクセス
MenuBarの壁紙素材をクリック ここをクリックするとプラグインをダウンロードします。 をクリック
Adobe Flash Playerを選択インストール。
Firefoxを終了、再起動
javaのインストール†
sun-java6-jdkをいれる。標準のレポジトリーにはないので
$ sudo add-apt-repository "deb http://archive.canonical.com/ lucid partner"
として、
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install sun-java6-jdk
日本語表示を見やすくするために
$ cd /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib $ sudo mv fontconfig.Ubuntu.bfc fontconfig.Ubuntu.bfc.back
としてfontconfig.Ubuntu.bfcが参照されないようにする。
$ sudo nano /etc/java-6-sun/fontconfig.properties
として
filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-gothic.ttf filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-mincho.ttf
を
filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf
とする。
lucid標準のjavaはopenjdk-6-jdk。
$ sudo apt-get install openjdk-6-jdk
とするとインストールできるが、日本語表示に問題あり。
openjdk-6-jdkのfontconfig.propertiesファイルに問題があるようで、sun-java6-jdkのfontconfig.propertiesを上書きしてやるとうまくいくようだ。
2つのjavaをインストールした場合、
sudo update-alternatives --config java
で切り替えることができる。
firebird2のインストール†
$ sudo apt-get install firebird2.0-super $ sudo dpkg-reconfigure firebird2.0-super
Enable Firebird server ? Yes Password for SYSDBA: にmasterkey と入力
医見書†
DLしたIkensyo2.5ホルダを/home/ormasterにコピー。
$ cd /home/ormaster/Ikensyo2.5/data $ chmod 777 IKENSYO.FDB
医見書起動スクリプトの作成
$ sudo gedit /usr/local/bin/ikensho
内容は、
#! /bin/sh cd /home/ormaster/Ikensyo2.5 java -Dfile.encoding=sjis -jar Ikensyo.jar
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/ikensho
ikenshoをランチャに登録すればよい。
郵便番号更新スクリプトの作成(文字化け対策)
$ sudo gedit /usr/local/bin/yubin
内容は、
#! /bin/sh cd /home/ormaster/Ikensyo2.5 java -Dfile.encoding=sjis -jar post_update.jar
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/yubin
この状態で印刷(pdfファイルを作成)を行うとフォントがすべてgothic体になってしまう。
$ mkdir /home/ormaster/.fonts
として.fontsフォルダにwindows(microsoft)のフォントmsgothic.ttc、msmincho.ttcをコピーしておくと正常なpdfファイルが作成される。
医見書で作成されるpdfファイルはフォントが埋め込まれないpdfファイルで、印刷時の実際フォントはadobereaderのKozGoPr6N-Medium.otf、KozMinPr6N-Regula.otfが使われる。windowsのフォントはpdf作成時に参照されるだけで、表示にも印刷にも使われないが、microsoftのlicenceに抵触するかどうか微妙。
同じマシン(dualcore celeron)にインストールした場合、pdf作成にかかる時間は、
windwowsXPで28秒、lucidで4秒。この差は圧倒的。
microsoftのフォントを使わない姑息な方法†
lucidのフォント、たとえば TakaoGothic.ttf、TakaoMincho.ttfの内部に記されたフォント名だけをMS明朝、MSゴシックに変更してやれば、医見書のpdf作成プログラムをだましてpdfファイルを作成できる。
こちら
http://www.monzen.org/ext/dev/tcpdf/
からttsdk.zipとttfname3.zipをDL。
ttfname3.zip ttsdk.zipを
windowsのC\:で解凍する。
c:\ttsdk\TTC\BREAKTTC.EXE
を
c:\ttfname3へコピー
windowsのフォントmsmincho.ttc msgothic.ttcを
c:\ttfname3へコピー
ttcフォントからttfフォントを取り出してやる必要がある。
windowsのファイル名を指定して実行にcmdといれてDOS窓(コマンドプロンプト)を起動。
cd c:\ttfname3
BREAKTTC msmincho.ttc
とするとFONT00.TTF FONTO1.TTFができる。
c:\ttfname3フォルダを開いて
ダブルクリックするとFONT00.TTFがMS明朝とわかる。
FONT00.TTFをmsmincho.ttfにrename
同様に
BREAKTTC msgothic.ttc
FONT00.TTFをmsgothic.ttfにrename
次に、
ttfname3フォルダを開いて
ttfname3.exeアイコンにmsmincho.ttfをドロップすると
msmincho.xmlができる。
同様にmsgothic.xmlも作成する。
msmincho.xmlをテキストエディタで開いて、
header部分
<Header Ascender="220" Descender="-36" TypoAscender="220" TypoDescender="-36" WinAscender="220" WinDescender="36" AverageCharWidth="128" Codepage1="4002009f" Codepage2="dfd70000" />
を削除して保存する。
msgothic.xmlも同様に修正する。
/usr/share/fonts/truetype/takaoにある
TakaoGthic.ttf TakaoMincho.ttf
をwindowsのc:\ttfname3にコピー
msmincho.xml とTakaoMincho.ttf を同時に選択してttfname3.exeアイコンにドロップすると
msmincho_mod.ttf
が出来上がる。
同様にmsgothic.xmlとTakaoGothic.ttfのドロップで
msgothic_mod.ttf
ができあがる。
フォントはtakaofontだが、名前だけmicrosoftフォントとなる。
msmincho_mod.ttf、msgothic_mod.ttf
を/home/ormaster/.fonts
に置くとめでたしめでたし。
Takaoフォントhttps://lists.ubuntu.com/archives/ubuntu-jp/2010-February/002573.html
フォントの整理†
$ cd /etc/defoma/hints $ sudo defoma-font -vt unregister-all ttf-sazanami-mincho.hints $ sudo defoma-font -vt unregister-all ttf-unfonts-core.hints
としてsazanamiフォント、ttf-unfonts-coreを使わないようにする。
$ sudo defoma-font -vt unregister-all orcacidfont.hints
一度unregistする。
$ sudo nano orcacidfont.hints
として少し変更。35行目の
Alias = Ryumin-Light Adobe-Japan1
を
Alias = Ryumin-Light Adobe-Japan1 HeiseiMin-W3
に変更して、
$ sudo defoma-font -vt register-all orcacidfont.hints
とする。
sazanamiフォントをunregisterするとMONPEで文字化けする。MONPEを使う場合は、
$ cd /etc/defoma/hints $ sudo defoma-font -vt register-all ttf-sazanami-mincho.hints
として再起動する。
印刷設定†
canonLBP3920では、
$ sudo dpkg -i cndrvcups-common_2.10-1_i386.deb $ sudo cndrvcups-lipslx_2.10-1_i386.deb $ sudo /etc/init.d/cups restart
としてドライバーをインストール。
システム システム管理 印刷よりプリンタを登録する。
プリンタの登録はhttp://localhost:631/のcupsの設定を使ってもよい。
canonのプリンタの場合、
$ sudo nano /etc/cups/pstops.convs
としてpstops.convsを新規に作成、
application/postscript application/vnd.cups-postscript 0 pstops
と記述しないとa4以外のサイズの印字ずれが生じる。
(2010/12/5)ORCAの方で印刷設定が変更されたようで、pstops.convsを作成しなくても正常に印刷されるようになった。
縮小印刷などを行うと印字ずれが生じるようだ。その時はpstops.convsを作成すればよい。
プリンタの設定が終わったら、
/etc/cups/printers.conf
と
/etc/cups/ppd/*.ppd
を別の場所に保存しておくとよい。他のマシンを新規インストールした時に保存したこれらのファイルをコピーしてやればプリンタ設定の手間が省ける。
CUPS job-idリセット†
http://ml.orca.med.or.jp/orca-users/msg12433.html
monsiaj (glclient/java)†
SXGA(1280*1024)モニタのフォント設定
起動画面のその他の設定タブの追加システムプロパティに、
monsia.user.font=Monospaced-PLAIN-14
と書くと適当な大きさのフォントになる。
接続に時間がかかる場合は/etc/hostsに一行追記する。
127.0.0.1 localhost 127.0.1.1 lucid 192.168.0.X win
192.168.0.X: windows clientのipアドレス。
win: windows clientのコンピュータ名
または、/etc/nsswitch.confの
hosts: files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns mdns4
を
hosts: files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns
に変更する。http://blog.livedoor.jp/techbiz/archives/503983.html
または、
# apt-get remove --purge libnss-mdns
でもよいらしい。
http://d.hatena.ne.jp/ksaito11/20100118
libnss-mdnsパッケージをインストールするとdnsが引けなくなる。
このために接続が遅くなる。ssh、proftpd接続も遅くなる。
右クリックでコピペができない。
左ボタンでドラッグしてCtrl c、Ctrl vで代用。
devilspie†
XGA(1024*768)モニタで使うための設定。
$ sudo apt-get install devilspie $ mkdir ~/.devilspie $ gedit ~/.devilspie/gnome-panel.ds
gnome-panel-dsの中身は
(if (and (is (window_class) "Gnome-panel") (not (is (application_name) "gnome-panel"))) (below) )
システム 設定 自動起動するアプリ で
devilspie
を追加。
$ gconftool -t string -s /apps/panel/toplevels/top_panel_screen0/orientation bottom
でパネル位置を変更後、再ログインする。
自分流 lucid Live DVDの作成†
# add-apt-repository "deb http://www.geekconnection.org/remastersys/repository karmic/" # apt-get update # apt-get install remastersys
で、remastersysをインストール。
ORCAのデータベースをバックアップしてから、ORCAデータベースを削除する。
# /etc/init.d/jma-receipt stop # sudo -u orca dropdb orca
sshがあるとうまくいかないので削除。
# apt-get remove --purge ssh openssh-server
aptのcacheをクリア
# apt-get clean
固定IPアドレスにしている場合はdhcp接続に戻しておく。
/etc/network/interfaces
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet dhcp
reboot後、ネットワークに接続されていることを確認。
開いているウィンドウを全て閉じる。ネットワークで共有しているファイル等あればそれも閉じる。
メニュー[システム]-[システム管理]−の[Remastersys Backup]アイコンをクリックしてプログラムを起動する。
メニューが表示されるので,環境を丸ごとLiveCD/DVDにしたいのでオプションとして BackUp を選択する。
/home/remastersys/remastersys に custombackup.iso が作成される。
custombackup.isoをDVDに焼くか、システム システム管理にあるスタートアップ・ディスクの作成を使ってスタートアップUSBを作成する。
作成したDVDorUSBディスクでインストール。
BIOS設定でフロッピードライブを使用しない設定(disable)にしておく必要がある。
インストール後、
# apt-get install ssh # apt-get --reinstall install jma-receipt
ORCAデータベースをバックアップファイルからリストアする。
# /etc/init.d/jma-receipt stop # cd /home/orca # sudo -u orca createdb -lC -Ttemplate0 -EEUC_JP orca # sudo -u orca psql -e orca < /tmp/orca.dump # /usr/lib/jma-receipt/bin/jma-receipt-db-setup.sh # /etc/init.d/jma-receipt start
jma-receipt、sshをremoveせずにremastersysしてもよい。
その場合リストア後に、
# apt-get update # apt-get remove --purge ssh openssh-server # apt-get install ssh
custombackup.isoは2Gバイト以内に収まった。
内蔵フロッピードライブ†
Ubuntu8.10から「 お払い箱 」 になってしまいました。
こちら
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=3324
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/MountFloppy
に対処法がありますが、面倒。CD-Rを利用すればよい。FDよりCD-Rの方が安価。
CD-Rへの書き込み†
簡単になりました。
クライアント保存に設定して
RECEIPTC.UKEを適当な場所に保存。
空のCD-Rディスクを入れて空のCD-Rディスクを開き、ここにRECEIPTC.UKEをドロップして書き込むを押すと書き込まれる。
isoイメージ変換は不要。
いろいろな設定†
こちら
http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/ubuntu1004/setting_and_install.html
が大変役に立ちます。