lucidORCA

2013-01-10 (木) 15:16:49

ORCA4.7からフォント管理が変更になります。(2012/06/26)

サーバー版でのインストール

http://yukeikai.net/orca/index.php?%C6%FC%B5%AD%2F2010-09-01

サーバー版でインストールする前に、Desktop版でxserverが起動するかどうか確認しておいた方がよい。

dell inspiron 700mの情報はこちら

Desktop版(Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD)でインストール

こちらhttp://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix-cdより
Ubuntu 10.04 LTSをDLしてCDに焼きインストールディスクを作成。

 

ubuntuインストールディスクで起動。
ユーザーをormasterとしてインストール。
インストール完了、再起動。
システム 設定 外観の設定 視覚効果 効果なしに変更
システム 設定 スクリーンセーバー アイドル状態になるまでの時間 を最大にする。
アップデートマネージャーでアップデート。
初回起動時はNumLockがoffになっている。キーボードのNumLockを押しておくと次回起動時はNumLockはonとなる。

reboot

後、端末を開き、

$ sudo -i

とするとrootで作業できるようになる。
ORCAのインストール

$ sudo -i
# wget ftp.orca.med.or.jp/pub/debian/archive.key
# apt-key add archive.key
# wget -q -O /etc/apt/sources.list.d/jma-receipt-lucid47.list http://ftp.orca.med.or.jp/pub/ubuntu/jma-receipt-lucid47.list
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
# apt-get install jma-receipt panda-client2
# gluseradd -file /etc/jma-receipt/passwd -p ormaster ormaster
reboot
 

地域公費のインストールは、

# sh orca_print_install.sh

ではなく、

# bash orca_print_install.sh

とする。

$ sudo dpkg-reconfigure dash

として いいえ を選択すると shでもOK。

かな漢字変換

lucidではiBUSが採用になった。
半角全角キーでかな漢字変換をONにして、右下の四角で囲んだiマークをクリックするとiBUS-Anthyの設定ができる。
ORCA用のキー割り当てがデフォルトに設定されている。
変更したければキー割り当てタブのショートカットタイプをATOKなどに変更する。
カタカナひらがなキーでかな漢字変換をONにするには、システム 設定 iBUSの設定を開いて 切り替えの右ボタンを押し、キーコードの右ボタンを押すとダイアログが開くので、ここでカタカナひらがなキーを押す。適用 OK 終了で設定終了。
ORCA用の医学辞書もインストールされる。

データのバックアップとリストア

バックアップ

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# cd /home/orca
# sudo -u orca pg_dump -O orca > /tmp/orca.dump
# /etc/init.d/jma-receipt start

リストア(変更になっています)

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# cd /home/orca
# sudo -u orca dropdb orca
# sudo -u orca createdb -lC -Ttemplate0 -EEUC_JP orca
# sudo -u orca psql -e orca < /tmp/orca.dump
# /usr/lib/jma-receipt/bin/jma-receipt-db-setup.sh
# /etc/init.d/jma-receipt start

VACUUMとREINDEX

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# sudo -u postgres vacuumdb -a -z
# /etc/init.d/jma-receipt stop
# sudo -u orca reindexdb orca

データベーススキーマチェック

http://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/schema-check-tool.rhtml

Adobe Readerのインストール

$ sudo apt-get install adobereader-jpn

AdoneReader9がインストールされるが、windows版にはある

/opt/Adobe/Reader9/Resource/CIDFont/KozGoPr6N-Medium.otf

がない。windowsよりコピーする。

Adobe Flash Playerのインストール

Firefoxを起動
http://yukeikai.net/orca/ にアクセス
MenuBarの壁紙素材をクリック ここをクリックするとプラグインをダウンロードします。 をクリック
Adobe Flash Playerを選択インストール。
Firefoxを終了、再起動

javaのインストール

sun-java6-jdkをいれる。標準のレポジトリーにはないので

$ sudo add-apt-repository "deb http://archive.canonical.com/ lucid partner"

として、

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk

日本語表示を見やすくするために

$ cd /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib
$ sudo mv fontconfig.Ubuntu.bfc fontconfig.Ubuntu.bfc.back

としてfontconfig.Ubuntu.bfcが参照されないようにする。

$ sudo nano /etc/java-6-sun/fontconfig.properties

として

filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf
filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-gothic.ttf
filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf
filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-mincho.ttf

filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf
filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf
filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf
filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf

とする。
lucid標準のjavaはopenjdk-6-jdk。

$ sudo apt-get install openjdk-6-jdk

とするとインストールできるが、日本語表示に問題あり。
openjdk-6-jdkのfontconfig.propertiesファイルに問題があるようで、sun-java6-jdkのfontconfig.propertiesを上書きしてやるとうまくいくようだ。
2つのjavaをインストールした場合、

sudo update-alternatives --config java

で切り替えることができる。

firebird2のインストール

$ sudo apt-get install firebird2.0-super
$ sudo dpkg-reconfigure firebird2.0-super
Enable Firebird server ?  Yes
Password for SYSDBA:  にmasterkey と入力

医見書

DLしたIkensyo2.5ホルダを/home/ormasterにコピー。

$ cd /home/ormaster/Ikensyo2.5/data
$ chmod 777 IKENSYO.FDB

医見書起動スクリプトの作成

$ sudo gedit /usr/local/bin/ikensho

内容は、

#! /bin/sh
cd /home/ormaster/Ikensyo2.5
java -Dfile.encoding=sjis -jar Ikensyo.jar
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/ikensho

ikenshoをランチャに登録すればよい。

郵便番号更新スクリプトの作成(文字化け対策)

$ sudo gedit /usr/local/bin/yubin

内容は、

#! /bin/sh
cd /home/ormaster/Ikensyo2.5
java -Dfile.encoding=sjis -jar post_update.jar
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/yubin
 

この状態で印刷(pdfファイルを作成)を行うとフォントがすべてgothic体になってしまう。

$ mkdir /home/ormaster/.fonts

として.fontsフォルダにwindows(microsoft)のフォントmsgothic.ttc、msmincho.ttcをコピーしておくと正常なpdfファイルが作成される。
医見書で作成されるpdfファイルはフォントが埋め込まれないpdfファイルで、印刷時の実際フォントはadobereaderのKozGoPr6N-Medium.otf、KozMinPr6N-Regula.otfが使われる。windowsのフォントはpdf作成時に参照されるだけで、表示にも印刷にも使われないが、microsoftのlicenceに抵触するかどうか微妙。

 

同じマシン(dualcore celeron)にインストールした場合、pdf作成にかかる時間は、
windwowsXPで28秒、lucidで4秒。この差は圧倒的。

microsoftのフォントを使わない姑息な方法

lucidのフォント、たとえば TakaoGothic.ttf、TakaoMincho.ttfの内部に記されたフォント名だけをMS明朝、MSゴシックに変更してやれば、医見書のpdf作成プログラムをだましてpdfファイルを作成できる。

こちら http://www.monzen.org/ext/dev/tcpdf/
からttsdk.zipとttfname3.zipをDL。
ttfname3.zip ttsdk.zipを
windowsのC\:で解凍する。
c:\ttsdk\TTC\BREAKTTC.EXE

c:\ttfname3へコピー
windowsのフォントmsmincho.ttc msgothic.ttcを
c:\ttfname3へコピー
ttcフォントからttfフォントを取り出してやる必要がある。
windowsのファイル名を指定して実行にcmdといれてDOS窓(コマンドプロンプト)を起動。
cd c:\ttfname3
BREAKTTC msmincho.ttc
とするとFONT00.TTF FONTO1.TTFができる。
c:\ttfname3フォルダを開いて
ダブルクリックするとFONT00.TTFがMS明朝とわかる。 FONT00.TTFをmsmincho.ttfにrename
同様に
BREAKTTC msgothic.ttc
FONT00.TTFをmsgothic.ttfにrename
次に、
ttfname3フォルダを開いて
ttfname3.exeアイコンにmsmincho.ttfをドロップすると
msmincho.xmlができる。
同様にmsgothic.xmlも作成する。
msmincho.xmlをテキストエディタで開いて、
header部分

<Header
   Ascender="220"
   Descender="-36"
   TypoAscender="220"
   TypoDescender="-36"
   WinAscender="220"
   WinDescender="36"
   AverageCharWidth="128"
   Codepage1="4002009f"
   Codepage2="dfd70000" />

を削除して保存する。
msgothic.xmlも同様に修正する。
/usr/share/fonts/truetype/takaoにある
TakaoGthic.ttf TakaoMincho.ttf
をwindowsのc:\ttfname3にコピー
msmincho.xml とTakaoMincho.ttf を同時に選択してttfname3.exeアイコンにドロップすると
msmincho_mod.ttf
が出来上がる。
同様にmsgothic.xmlとTakaoGothic.ttfのドロップで
msgothic_mod.ttf
ができあがる。
フォントはtakaofontだが、名前だけmicrosoftフォントとなる。
msmincho_mod.ttf、msgothic_mod.ttf
を/home/ormaster/.fonts
に置くとめでたしめでたし。

 

Takaoフォントhttps://lists.ubuntu.com/archives/ubuntu-jp/2010-February/002573.html

フォントの整理

$ cd /etc/defoma/hints
$ sudo defoma-font -vt unregister-all ttf-sazanami-mincho.hints
$ sudo defoma-font -vt unregister-all ttf-unfonts-core.hints

としてsazanamiフォント、ttf-unfonts-coreを使わないようにする。

$ sudo defoma-font -vt unregister-all orcacidfont.hints

一度unregistする。

$ sudo nano orcacidfont.hints

として少し変更。35行目の

Alias = Ryumin-Light Adobe-Japan1

Alias = Ryumin-Light Adobe-Japan1 HeiseiMin-W3

に変更して、

$  sudo defoma-font -vt register-all orcacidfont.hints

とする。

 

sazanamiフォントをunregisterするとMONPEで文字化けする。MONPEを使う場合は、

$ cd /etc/defoma/hints
$ sudo defoma-font -vt register-all ttf-sazanami-mincho.hints

として再起動する。

印刷設定

canonLBP3920では、

$ sudo dpkg -i cndrvcups-common_2.10-1_i386.deb
$ sudo cndrvcups-lipslx_2.10-1_i386.deb
$ sudo /etc/init.d/cups restart

としてドライバーをインストール。
システム システム管理 印刷よりプリンタを登録する。
プリンタの登録はhttp://localhost:631/のcupsの設定を使ってもよい。

 

canonのプリンタの場合、

$ sudo nano /etc/cups/pstops.convs

としてpstops.convsを新規に作成、

application/postscript	application/vnd.cups-postscript	0	pstops

と記述しないとa4以外のサイズの印字ずれが生じる。
(2010/12/5)ORCAの方で印刷設定が変更されたようで、pstops.convsを作成しなくても正常に印刷されるようになった。
縮小印刷などを行うと印字ずれが生じるようだ。その時はpstops.convsを作成すればよい。

 

プリンタの設定が終わったら、

/etc/cups/printers.conf

/etc/cups/ppd/*.ppd

を別の場所に保存しておくとよい。他のマシンを新規インストールした時に保存したこれらのファイルをコピーしてやればプリンタ設定の手間が省ける。

CUPS job-idリセット

http://ml.orca.med.or.jp/orca-users/msg12433.html

monsiaj (glclient/java)

SXGA(1280*1024)モニタのフォント設定
起動画面のその他の設定タブの追加システムプロパティに、

monsia.user.font=Monospaced-PLAIN-14

と書くと適当な大きさのフォントになる。

 

接続に時間がかかる場合は/etc/hostsに一行追記する。

127.0.0.1	localhost
127.0.1.1	lucid
192.168.0.X	win

192.168.0.X: windows clientのipアドレス。
win: windows clientのコンピュータ名

 

または、/etc/nsswitch.confの

hosts:          files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns mdns4

hosts:          files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns

に変更する。http://blog.livedoor.jp/techbiz/archives/503983.html

 

または、

# apt-get remove --purge libnss-mdns

でもよいらしい。
http://d.hatena.ne.jp/ksaito11/20100118
libnss-mdnsパッケージをインストールするとdnsが引けなくなる。
このために接続が遅くなる。ssh、proftpd接続も遅くなる。

 

右クリックでコピペができない。
左ボタンでドラッグしてCtrl c、Ctrl vで代用。

devilspie

XGA(1024*768)モニタで使うための設定。

$ sudo apt-get install devilspie
$ mkdir ~/.devilspie
$ gedit ~/.devilspie/gnome-panel.ds

gnome-panel-dsの中身は

(if
(and
(is (window_class) "Gnome-panel")
(not (is (application_name) "gnome-panel")))
(below)
)

システム 設定 自動起動するアプリ で

devilspie

を追加。

$ gconftool -t string -s /apps/panel/toplevels/top_panel_screen0/orientation bottom

でパネル位置を変更後、再ログインする。

自分流 lucid Live DVDの作成

こちらhttp://sc1.cc.kochi-u.ac.jp/~murakami/cgi-bin/FSW/fswiki.cgi?page=%A5%AB%A5%B9%A5%BF%A5%DE%A5%A4%A5%BAubuntu+Live+CD%2FDVD%A4%CE%BA%EE%C0%AEを参考にして、

# add-apt-repository "deb http://www.geekconnection.org/remastersys/repository karmic/"
# apt-get update
# apt-get install remastersys

で、remastersysをインストール。

 

ORCAのデータベースをバックアップしてから、ORCAデータベースを削除する。

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# sudo -u orca dropdb orca

sshがあるとうまくいかないので削除。

# apt-get remove --purge ssh openssh-server

aptのcacheをクリア

# apt-get clean

固定IPアドレスにしている場合はdhcp接続に戻しておく。
/etc/network/interfaces

auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet dhcp

reboot後、ネットワークに接続されていることを確認。
開いているウィンドウを全て閉じる。ネットワークで共有しているファイル等あればそれも閉じる。
メニュー[システム]-[システム管理]−の[Remastersys Backup]アイコンをクリックしてプログラムを起動する。
メニューが表示されるので,環境を丸ごとLiveCD/DVDにしたいのでオプションとして BackUp を選択する。
/home/remastersys/remastersys に custombackup.iso が作成される。
custombackup.isoをDVDに焼くか、システム システム管理にあるスタートアップ・ディスクの作成を使ってスタートアップUSBを作成する。

 

作成したDVDorUSBディスクでインストール。
BIOS設定でフロッピードライブを使用しない設定(disable)にしておく必要がある。
インストール後、

# apt-get install ssh
# apt-get --reinstall install jma-receipt

ORCAデータベースをバックアップファイルからリストアする。

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# cd /home/orca
# sudo -u orca createdb -lC -Ttemplate0 -EEUC_JP orca
# sudo -u orca psql -e orca < /tmp/orca.dump
# /usr/lib/jma-receipt/bin/jma-receipt-db-setup.sh
# /etc/init.d/jma-receipt start

jma-receipt、sshをremoveせずにremastersysしてもよい。
その場合リストア後に、

# apt-get update
# apt-get remove --purge ssh openssh-server
# apt-get install ssh

custombackup.isoは2Gバイト以内に収まった。

内蔵フロッピードライブ

Ubuntu8.10から「 お払い箱 」 になってしまいました。
こちら
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=3324

https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/MountFloppy

に対処法がありますが、面倒。CD-Rを利用すればよい。FDよりCD-Rの方が安価。

CD-Rへの書き込み

簡単になりました。

クライアント保存に設定して

RECEIPTC.UKEを適当な場所に保存。 空のCD-Rディスクを入れて空のCD-Rディスクを開き、ここにRECEIPTC.UKEをドロップして書き込むを押すと書き込まれる。
isoイメージ変換は不要。

いろいろな設定

こちら
http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/ubuntu1004/setting_and_install.html
が大変役に立ちます。