lucidORCA の履歴(No.6)


Ubuntu 10.04 LTS用のORCAが作成されています。

Desktop版(Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD)でインストール

こちらhttp://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download より
Ubuntu 10.04 LTSをDLしてCDに焼きインストールディスクを作成。

 

ubuntuインストールディスクで起動。
ユーザーをormasterとしてインストール。
インストール完了、再起動。
システム 設定 外観の設定 視覚効果 効果なしに変更
システム 設定 スクリーンセーバー アイドル状態になるまでの時間 を最大にする。
アップデートマネージャーでアップデート。
初回起動時はNumLockがoffになっている。キーボードのNumLockを押しておくと次回起動時はNumLockはonとなる。

reboot

後、端末を開き、

$ sudo -i

とするとrootで作業できるようになる。
ORCAのインストール

# cd /tmp
# wget -r -np http://yukeikai.net/data/orcainst2
# cd yukeikai.net/data/orcainst2
# sh lucidinst45.sh
reboot
 

地域公費のインストールは、

# sh orca_print_install.sh

ではなく、

# bash orca_print_install.sh

とする。

かな漢字変換

lucidではiBUSが採用になった。
半角全角キーでかな漢字変換をONにして、右下の四角で囲んだiマークをクリックするとiBUS-Anthyの設定ができる。
ORCA用のキー割り当てがデフォルトに設定されている。
変更したければキー割り当てタブのショートカットタイプをATOKなどに変更する。
カタカナひらがなキーでかな漢字変換をONにするには、システム 設定 iBUSの設定を開いて 切り替えの右ボタンを押し、キーコードの右ボてタンを押すとダイアログが開くので、ここでカタカナひらがなキーを押す。適応 OK 終了で設定終了。

データのバックアップとリストア

バックアップ

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# sudo -u orca pg_dump -O orca > /tmp/orca.dump
# /etc/init.d/jma-receipt start

リストア

# /etc/init.d/jma-receipt stop
# sudo -u orca dropdb orca
# sudo -u orca createdb -EEUC_JP orca
# sudo -u orca psql -e orca < /tmp/orca.dump
# /etc/init.d/jma-receipt start

Adobe Readerのインストール

$ sudo apt-get install adobereader-jpn

AdoneReader9がインストールされるが、windows版にはある

/opt/Adobe/Reader9/Resource/CIDFont/KozGoPr6N-Medium.otf

がない。windowsよりコピーする。

Adobe Flash Playerのインストール

Firefoxを起動
http://yukeikai.net/orca/ にアクセス
MenuBarの壁紙素材をクリック ここをクリックするとプラグインをダウンロードします。 をクリック
Adobe Flash Playerを選択インストール。
Firefoxを終了、再起動

javaのインストール

sun-java6-jdkをいれる。標準のレポジトリーにはないので

$ sudo add-apt-repository "deb http://archive.canonical.com/ lucid partner"

として、

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk

日本語表示を見やすくするために

$ cd /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib
$ sudo mv fontconfig.Ubuntu.bfc fontconfig.Ubuntu.bfc.back

としてfontconfig.Ubuntu.bfcが参照されないようにする。

$ sudo nano /etc/java-6-sun/fontconfig.properties

として

filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf
filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-gothic.ttf
filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf
filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/sazanai/sazanami-mincho.ttf

filename.-kochi-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf
filename.-sazanami-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoGothic.ttf
filename.-kochi-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf
filename.-sazanami-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0208.1983-0=/usr/share/fonts/truetype/takao/TakaoMincho.ttf

とする。
lucid標準のjavaはopenjdk-6-jdk。

$ sudo apt-get install openjdk-6-jdk

とするとインストールできるが、日本語表示に問題あり。
openjdk-6-jdkのfontconfig.propertiesファイルに問題があるようで、sun-java6-jdkのfontconfig.propertiesを上書きしてやるとうまくいくようだ。
2つのjavaをインストールした場合、

sudo update-alternatives --config java

で切り替えることができる。

firebird2のインストール

$ sudo apt-get install firebird2.0-super
$ sudo dpkg-reconfigure firebird2.0-super
Enable Firebird server ?  Yes
Password for SYSDBA:  にmasterkey と入力

医見書

DLしたIkensyo2.5ホルダを/home/ormasterにコピー。

$ cd /home/ormaster/Ikensyo2.5/data
$ chmod 777 IKENSYO.FDB

医見書起動スクリプトの作成

$ sudo gedit /usr/local/bin/ikensho

内容は、

#! /bin/sh
cd /home/ormaster/Ikensyo2.5
java -Dfile.encoding=sjis -jar Ikensyo.jar
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/ikensho

ikenshoをランチャに登録すればよい。

 

この状態で印刷(pdfファイルを作成)を行うとフォントがすべてgothic体になってしまう。

/usr/share/fonts/truetype/microsoft

にwindows(microsoft)のフォントmsgothic.ttc、msmincho.ttcをコピーしておくと正常なpdfファイルが作成される。
医見書で作成されるpdfファイルはフォントが埋め込まれないpdfファイルで、印刷時の実際フォントはadobereaderのKozGoPr6N-Medium.otf、KozMinPr6N-Regula.otfが使われる。windowsのフォントはpdf作成時に参照されるだけで、表示にも印刷にも使われないが、microsoftのlicenceに抵触するかどうか微妙。

印刷設定

canonLBP3920では、

$ sudo dpkg -i cndrvcups-common_2.10-1_i386.deb
$ sudo cndrvcups-lipslx_2.10-1_i386.deb
$ sudo /etc/init.d/cups restart

としてドライバーをインストール。
システム システム管理 印刷よりプリンタを登録する。
プリンタの登録はhttp://localhost:631/のcupsの設定を使ってもよい。

 

canonのプリンタの場合、

$ sudo nano /etc/cups/pstops.convs

としてpstops.convsを新規に作成、

application/postscript	application/vnd.cups-postscript	0	pstops

と記述しないとa4以外のサイズの印字ずれが生じる。

monpe

インストールしただけでは起動しない。

$ nano .bashrc

として

# ~/.bashrc: executed by bash(1) for non-login shells.
# see /usr/share/doc/bash/examples/startup-files (in the package bash-doc)
# for examples
export ENABLE_MONPE=1

export ENABLE_MONPE=1の1行を追記して、再ログインすると起動するようになる。

monsiaj (glclient/java)

SXGA(1280*1024)画面のフォント設定
起動画面のその他の設定タブの追加システムプロパティに、

monsia.user.font=Monospaced-PLAIN-14

と書くと適当な大きさのフォントになる。