sargeORCA
sargeのインストール†
コンピュータのBIOS設定をCDブートにしてsarge-custom-0304.iso (準備参照)で作成したCDで起動。
boot:
Enter
Jppanese−日本語 選択Enter
日本(106キー)Enter
ホスト名 そのままEnter
ドメイン名 空欄 Enter
パーティショニングの方法: ディスク全体を消去するを選択
パーティショニング機構: 全てのファイルを1つのパーティションに(初心者ユーザーには推奨) を選択
パーティショニングの終了とディスクへの変更書き込み Enter
ディスクに変更を書き込みますか?
はい を選択
しばらくして
マスターブートレコードにGRUBブートローダーをインストールしますか はい を選択
リブート後
一般ユーザーは ormaster
APTによるアーカイブへのアクセス方法: 手動で設定 を選択。
nanoが起動するので、
deb http://cdn.debian.or.jp/debian sarge main deb http://security.debian.org/ sarge/updates main
を入力して、ctrl x 、y、Enterと入力。
cdn.debian.or.jpでうまくで行かない場合は
deb http://mirror.orca.med.or.jp/debian/debian sarge main deb http://security.debian.org/ sarge/updates main
を入力して、ctrl x 、y、Enterと入力。
インストールするソフトウェアの選択: 何も選択せず Tabキーを押して 了解
Use backports.org packages? には ”いいえ”を選択。
これで簡単にsargeのインストール終了
sargeORCAのインストール†
# apt-get install kon2 # kon # cd /tmp # wget -r -np http://yukeikai.net/data/orcainst2 # cd yukeikai.net/data/orcainst2 # sh sargeorcainst.sh
mirror.orca.med.or.jpを使う場合は、
# sh sargeorcainstm.sh
default Enterを続け、
データベース構造変更処理を自動で実行しますか? には必ず<はい>を選択(デフォルトは<いいえ>)
以後default Enter
Xwindowsの設定は自分のマシン環境にあわせる。
漢字変換にはどれを使いますか 1cannaを選択
xdm kdm の選択ではkdmをデフォルトにする。
rcconfが立ち上がるのでxdm kdm をはずしておく(*をスペースキーで消す)。
以上でkde環境のORCAがインストールされる。印刷はCUPS システム。
# reboot # kdm
kメニューよりORCAを起動できる。
-user ormaster -pass ormaster
としてあるのでインストール後適宜変更のこと。
メモリーは768M以上必要。
ただし、オリジナル帳票の請求書兼領収書はまだ印刷できない。
どうしてもうまくインストールできない場合は、sargeorcainst.shのスクリプトを1行ずつ手入力で実行してみてください。高速マシンではスクリプトの取りこぼしを起こすことがあるようです。
ORCAが起動したら
03 プログラム更新
92 マスタ更新
を実行。初回のマスタ更新は30分程度かかる。
gnome†
どうしてもgnomeという方に。
# apt-get install gnome-core gdm
.gnomercは不要になったようだ。
.xmodmapはgnomeに嫌われるので、適当な名前に変更。
$ mv .xmodmap .kuromap
gnome2ではxmodmap $HOME/.kuromapを .xsessionに記述しても完全には反映されない。
アプリケーション デスクトップの設定 拡張設定 セッション 自動起動するプログラムに
xmodmap .kuromap
を追加して再起動。これでOK。
医療機関IDの設定†
こちらhttp://www.orca.med.or.jp/orca/tec/id/apply_id.rhtml
# su - orca $ sh /usr/lib/jma-receipt/bin/jma-receipt-hospid-set.sh JPN121231212345
これをしないとライセンスマスタの更新ができない。
申請取得したIDがJPN121231212345の場合。
データのバックアップとリストア†
バックアップ
# /etc/init.d/jma-receipt stop # sudo -u postgres pg_dump orca > /tmp/orca.dump # /etc/init.d/jma-receipt start
リストア
# /etc/init.d/jma-receipt stop # sudo -u orca dropdb orca # sudo -u orca createdb orca # sudo -u postgres psql -e orca < /tmp/orca.dump # apt-get --reinstall install jma-receipt # /etc/init.d/jma-receipt start
バックアップ、リストアはスーパーユーザpostgresで行うとエラーがでない。
リストア後は
# apt-get --reinstall install jma-receipt
で更新プログラムを一旦クリアしてからプログラム更新を行う必要がある。