町医者の日記/2021-12-12 の履歴(No.2)
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- 1 (2021-12-11 (土) 23:55:16)
- 2 (2021-12-12 (日) 00:53:13)
韓国と日本†
日本海を挟んではいますが日本と韓国はお隣さんです。
日本はコロナが沈静化していますが、韓国は大流行で大変な状況が続いています。
今までのコロナ新規感染者数と死亡者数の累計(人口100万人あたり)を見てみます(札幌医大データ)。
累積数は新規患者数も死亡者数も韓国より日本の方が多いことがわかります。
欧米は韓国日本エリアより圧倒的に多いこともわかります。
累積数は何を意味するのか。
コロナウィルスに暴露されたエリアに住む人の感染し易さ、重症化し易さを意味すると思われます。
圧倒的に欧米諸国の方が感染し易いことは明らかです。
韓国と日本、累積数が欧米に比べて少ないのはこのエリアが感染しにくいエリアだと言うことは明らかです。
では、韓国と日本の違いは何か。
韓国は10月31日までロックダウンに近い厳しい規制を行っていました。
日本は何回か緊急事態宣言を繰り返しましたが、韓国に比べると緩々な対策でした。
Googleで韓国と日本のコロナ統計情報を見てみましょう。
韓国ではコロナワクチン2回接種完了者が70%を超えたことを根拠に11月1日からウィズコロナが開始となりました。
現在の韓国は日本の第5波の状況が続いていると言えます。
このことから言えることは、
1) ロックダウンのような規制をしても規制当初は良くても結局感染爆発を起こしてしまう。
2) ワクチンは効いているとは言い難い。
偶然できた日本の緩々コロナ対策が最善の一手だったのでしょう、結果的に。日本に生まれて良かったとポジティブシンキング。
日本の第5波の収束はワクチン効果ではないようなので、3回目のワクチン接種は様子を見てから打つ打たないを決めたら良いでしょう。
副反応の状況を自分の目で確かめることも必要です。
長尾和宏先生のブログ