町医者の日記/2022-08-18

2022-08-18 (木) 19:35:40

やれることしかやれない

●クリニックの外来

1) 発熱外来を中止し、インフルエンザと同じ診療体制にもどす。

防護服を使用しない。防護服を着ていても感染する。

待合室、診察室で皆マスクをしているのだから、患者同士、医療従事者への感染は少ないと「割り切る」。

2) PCR検査をやめて抗原迅速検査のみ行う

コロナ陽性でも中等症以上でない限り経過観察しかないのでPCR検査は必要ない。

偽陰性は陰性と「割り切る」。インフルエンザ迅速検査でも偽陰性はよくあること。

そう。「割り切り」が必要。

●病院の場合

病院でも「割り切り」が必要だが、

クリニックより「ゼロコロナ」を求められるので複雑。

名案が浮かばない。

●医療従事者の気持ち

医療従事者も人の子。

「コロナはもう風邪だ」と言っても、

コロナに対する恐怖心も十人十色。

ここが難しい。

●全数把握

素朴な疑問

外国では行われているのだろうか。

日本の1日の死亡者数は200人、アメリカは400人

日本の新規感染者数20万人、アメリカは10万人

アメリカは死亡者はそれなりにカウントしているようだが、新規感染者数はきちんと数えているとは思えない。

厚労省も新規感染者数の数え方を外国に教わってきたらいい。

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