町医者の日記/2022-08-18
やれることしかやれない†
●クリニックの外来
1) 発熱外来を中止し、インフルエンザと同じ診療体制にもどす。
防護服を使用しない。防護服を着ていても感染する。
待合室、診察室で皆マスクをしているのだから、患者同士、医療従事者への感染は少ないと「割り切る」。
2) PCR検査をやめて抗原迅速検査のみ行う
コロナ陽性でも中等症以上でない限り経過観察しかないのでPCR検査は必要ない。
偽陰性は陰性と「割り切る」。インフルエンザ迅速検査でも偽陰性はよくあること。
そう。「割り切り」が必要。
●病院の場合
病院でも「割り切り」が必要だが、
クリニックより「ゼロコロナ」を求められるので複雑。
名案が浮かばない。
●医療従事者の気持ち
医療従事者も人の子。
「コロナはもう風邪だ」と言っても、
コロナに対する恐怖心も十人十色。
ここが難しい。
●全数把握
素朴な疑問
外国では行われているのだろうか。
日本の1日の死亡者数は200人、アメリカは400人
日本の新規感染者数20万人、アメリカは10万人
アメリカは死亡者はそれなりにカウントしているようだが、新規感染者数はきちんと数えているとは思えない。
厚労省も新規感染者数の数え方を外国に教わってきたらいい。