町医者の日記/2021-10-24

2021-10-25 (月) 08:15:45

第6波の予測

地震といっしょで偉い学者さんにも予測できないらしい。

予測には中央の上から目線ではなくて国民一人ひとりのコロナウィルスに対する免疫力を検証してみる必要があると思う。自然免疫の観点から分類して考察してみるとわかりやすい。

(1)自然免疫最強の人
無症状、自然免疫(局所免疫)だけでウィルスを撃退。PCRも陽性にならない。
風邪やインフルエンザを診るのが専門の町医者等がこれに当たる。
局所免疫とはウィルスが侵入する粘膜での免疫

(2)自然免疫の強い人
発症はしないが粘膜内でウィルスがある程度増殖してPCR陽性になり、感染源になる可能性はある。
感染により(1)へ移行する可能性もあり。

(3)軽症の人
鼻風邪(普通の風邪)程度で終わる人
PCR陽性。感染源となる。発症後(2)へ移行の可能性あり。

(4)発熱などのやや強い症状の人
PCR陽性。抗体ができて(全身免疫、獲得免疫)治癒。治癒後(3)や(2)への移行。

(5)重症者。肺炎や血栓症を起こす人
抗体はできるがサイトカインストーム(免疫の異常暴走)により自分の細胞を壊してしまう。

(1)(2)(3)(4)(5)の人口構成によって第6波の状況は決まってくることが予想される。
ピークが第5波のような高いものになるか低いものになるのか。

感染により(1)(2)(3)が増えるので第6波のピークは低いと予測できるのだが、ワクチンがこれを複雑にしている。

(6)ワクチンで免疫が上る人

(7)ワクチンで一時的に免疫が上がるが、数ヶ月で元に戻ってしまう人。

(8)ワクチンで免疫を破壊されてしまうかもしれない人(ADEなど)。

以上(1)〜(8)までの人口構成がどうなるかと(9)変異株の出現の有無によって第6波が決まる。

予測は大変難しいが、(7)(8)(9)が増えなければ第6波のピークは低いと予測できる。

町医者の日記