町医者の日記/2021-10-16
心筋炎†
コロナワクチンの副反応としての心筋炎に注目が集まっています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000843650.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000843652.pdf
モデルナだけでなくファイザーのワクチンでもかなりの心筋炎の症例が報告されています。
コロナウィルス感染症の重大症状に心筋炎もあります。
感染、ウィルスが身体に侵入後ウィルスの持つスパイク蛋白が心筋に付くと心筋炎になります。
心筋と同じ横紋筋である骨格筋に付くと全身の筋肉痛、筋炎となり身動き取れなくなる患者さんもいます。
心筋炎になると心臓のポンプ機能が損なわれて心不全になることもあれば、心筋が壊れることによる致死性不整脈を発症することもあります。ポンプ機能が改善できず後遺症の残る人もいます。
コロナワクチンの原理はmRNAを使って人間の細胞にコロナのスパイク蛋白を作らせ、作ったスパイク蛋白に対する中和抗体を産生させ、免疫を作ろうというものです。
ワクチンの副反応としての心筋炎はワクチンでできたスパイク蛋白が心筋を攻撃してしまうということです。
コロナウィルス感染と全く同じことがワクチン接種で起こってしまうということです。
軽い心筋炎だから大丈夫と言ってしまっていいのでしょうか。
ワクチンの設計自体に問題があると考えてはいけないのでしょうか。