町医者の日記/2021-09-03

2021-09-03 (金) 18:53:41

腸チフスワクチン

http://idsc.nih.go.jp/iasr/22/253/dj2532.html

「腸チフス・パラチフス混合ワクチンは、1970年代前半までは日本でも接種されていたが、日本国内での腸チフス患者の減少、ワクチン接種後の強い副作用のため中止された。」

小学生低学年のころ1回接種しました。当時は学校での集団接種だったと思います。接種後下駄箱の前でうずくまってしまった記憶があります。本人、母親の記憶に残るくらいなのでかなり強い副作用だった可能性があります。当然2回目は接種しませんでした。

新型コロナワクチンは腸チフスワクチンに勝るとも劣らない強力な副反応があるのは間違いないです。

副反応軽減を全く考慮せず接種継続される新型コロナワクチンは生き残れるのでしょうか。

新型コロナワクチン3回接種が標準となる公算とファウチ氏

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd5efac094d1fd9d7e53eabd34f73f8a4ea71cec

抗対カクテル療法

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC047LX0U1A800C2000000/

適応は

重症化リスクがあり、酸素投与していない軽症・中等症

発症7日までを推奨

重症化や死亡のリスクを7割減(海外での治験結果)

酸素ステーションで酸素を吸っている人は適応にならない。

酸素投与してない軽症・中等症の患者さんがある医療機関に入院されているとします。

重症化しない患者さんは重症化しません。

重症化する可能性のある患者さんの何割が重症化しないのでしょうか。

重症化する可能性のある患者さんを治療前に推測することは困難なので、抗対カクテル療法の有効率は算定できません。

風邪薬程度の安価な薬なら全員に投与すればよいのでしょうが、高価な薬を全員に投与することは不可能と思うのです。

町医者の日記