calendar 町医者の日記/2020.06

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抗体簡易検査「精度に課題」、陽性判定の9割が陰性…東大先端研

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5297ed8f27f5217ff762ba522ef9cf296a24c1

医療・介護従事者680人を、ある簡易キット(イムノクロマト法)で検査したところ、58人が陽性だった。このうち約9割の52人が精密検査では陰性と判定された。キットで陰性だった人は、精密検査でも陰性だった。

これは何を意味するか

簡易キット陽性者は8.5%。

精密検査で真の新型コロナ陽性者は0.88%

簡易キット陽性者には従来型のコロナウィルスも検出しているものと思われる。

新型を含めコロナウイルスは風疹や麻疹などと違い抗体産生率は低いと思われる。

新型コロナは感染しても局所免疫(気道や腸管、眼瞼結膜などの粘膜)で撃退され、全身免疫(抗体産生)まで発動されない人がほとんどだと推測できる。

欧米人はアジア人に比べてコロナに対する局所免疫が弱いのではないだろうか。

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