日記/2012-06-04
Linux用ドライバが存在しないプリンタで印刷するには†
Ubuntu(linux)ではインストールに難渋するCAPT Printer、LBP-1210。
WinXPマシンをプリントサーバにするとCAPTを使わずに印刷ができた。
WinXPマシンにLBP-1210のプリンタドライバをインストール。プリンタ名はLBP1210としておく。プリンタの設定はdefaultのまま、USB接続してテスト印刷できることを確認。
Ghostscriptはこちらhttp://w32tex.org/index-ja.htmlよりGPL Ghostscript 9.05 バイナリをインストール。
仮想PSプリンタ(プリンタ名はshareprn)の設定で選択するPSプリンタはOKIPAGE 16n PSにした。
[Arguments for this program are]ボックスに、
-q -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=mswinpr2 -r600 -sOutputFile="\\spool\LBP1210" - -c quit
と入力。
次に、Ubuntuで新規プリンタを作成。[generic]の中の[PostScript Printer]を選択する。
a4印刷しかできない。Ubuntuで設定をa5にしてもa4固定となってしまう。そこで裏技、
[Arguments for this program are]ボックスを、
-q -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=mswinpr2 -sPAPERSIZE=a5 -r600 -sOutputFile="\\spool\LBP1210" - -c quit
とするとa5固定にできた。a5帳票専用プリンタの完成。印字の速度、質ともに問題ない。
windows7の場合shareprn作成には管理者権限が必要。
スタート→すべてのプログラム→アクセサリを開き、コマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行する。
rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /il
とするとプリンターの追加のwindowが開くのでshareprnを作成する。
shareprnのポートは管理者として実行したコマンドプロンプトから
rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /n "shareprn" /p
で設定できる。
http://www.iir.me.ynu.ac.jp/~maeda/comp/misctips.html#redmon64
次に、windows7のネットワーク共有センター→共有の詳細設定の変更で
パスワード保護の共有を無効
にすることでwindows7でもxpと同様に印刷できた。