日記/2013-02-16
メインサーバトラブル時の対処†
昨日のトラブルはうまく対処できたので詳細を書いておく。
メインサーバ、サブサーバ1、サブサーバ2いずれもpreciseORCA4.7.0。二重化は行っていない。
前日診療終了後にメインサーバでバックアップしたデータは翌日の診療時間前にサブサーバー1にリストアしてある。メインサーバトラブル時はサブサーバ1で診療入力を行う。
昨日、午前の診療時間中に日計表のプレビューを開始したところ途中でフリーズ。日計表を開けなかった。rebootしたところORCAが全く起動しなくなった。ここで焦ってはいけないと思いつつも冷汗。
サブサーバ1で昨日の日計表をプレビュー。問題のないことを確認。次の患者さんからサブサーバ1を使うこととしたが、幸い受診者はいなかった。
メインサーバのデータをバックアップし、サブサーバ2にリストアすると、問題なく日計表のプレビューが可能。当日分データの破損の無いことを確認して少し安心した。
何気なくffftpでメインサーバのファイルを見ていたところ、/tmpのpermissionが755に変わっていることに気付く。ネットで調べ、
$ sudo chmod 1777 /tmp
として/tmpのpermissionを元に戻してrebootするとメインサーバでORCAが元通り起動した。
/tmpのpermissionが勝手に変わる現象は以前に一度経験あり。IPAフォントインストールのためGRASSを/tmpで解凍したときにこの現象が発生した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IPA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%88
$ mkdir folder $ cd folder $ nano file
で適当なfileを作成後
$ tar zcf hogehoge.tar.gz .
として作成したhogehoge.tar.gzを /tmpで
$ sudo tar vzxf hogehoge.tar.gz
とすると/tmpのpermission、ownerが変わる。